現在話題沸騰中のTCG、Alteredのカードレア度関連の情報をサラッとまとめてみました。
レア度は3段階
Alteredには基本的なコモンとレアの2段階のレア度に加えて、キャラクターカードタイプのみ特殊なユニークレア度タイプが存在します。
レア度 | キャラクター | パーマネント・スペル |
---|---|---|
Common(コモン) | ◯ | ◯ |
Rare(レア) | ◯ | ◯ |
Unique(ユニーク) | ◯ | ✖︎ |
見分け方は、カードの上のレア度ジェムの色で決まります。白はコモン、青がレアでユニークはゴールドです。
2種類のレア
コモンのカードの上位互換として、レア版のカードが存在していますがレア版には2種類あります。
- レア
- Out of Faction(派閥外)レア
Alteredはファクション(派閥)システムでカードプールを分けているゲームですが、レア版の1種類は他の派閥のカードとして存在しています。
左のカードはブラボーファクションのコモンカード版です。レア度は、カード名の上の白いジェムマークでわかります。
右のカードは、同ファクションのレア版です。アートが拡張アートになっていて、能力の部分は上位互換で、3ブーストとオレンジで記載されています。
ファクション外レア版です。能力がオーディスファクションのトークン創造戦略に合うようになっています。
ユニークカード
ユニークレアのカードは、Alteredの特徴の一つでもあります。コンピューターアルゴリズムで作成されるユニークカードは世界に1枚しか存在しないまさにユニークカードなります。
アートがフルアートになっていてテキストボックスが透けています。アートもコモンとレアの基本は受け継いでいますが、バックグランドがゴージャスになっています。
能力やパラメーター値は元のカードとまるっきり別物になっているようです。
ユニークカードをデザインした理由は?
開発者の、FAQを読むとまだインターネットなどでカード情報が誰にでもわかるようになる以前の1990年代に感じたブースターパックを開封するたびに受けた驚きを再現したかったとのこと。これはメタがわかっている大会でも、不確定要素が加わることで面白さが増すと信じているそうです。そしてこのユニークカード達の存在により、全てのデッキは唯一無二のものとなります(ユニークカードを含まないデッキをのぞいて)。
ユニークカードが及ぼすゲーム環境バランスへの影響は?
Alteredのデッキサイズはヒーローカードを除いて39枚。そのうちデッキに含めるユニークカード枚数限度が設定されるそうです。今との頃は3枚を上限としています。また、企業秘密のアルゴリズムを使用していて「壊れた」カードの生成は避けるとのこと。
プロモ・限定カード
他のTCGと同様にAlteredでもプロモ・限定カードは存在しますがこれらのカードは、アート代替版でカードの能力などは元のカードと同じだそうです。
ホイル加工
キックスターター版のブースターパックは例外として、通常盤のパックではホイルカードはパックに含まれません。代わりにホイル変更券カードが同梱されます。これらの券はカードのレア度と同じ3段階のレア度がありそれぞれ対象のレア度のカードのデジタル原本をホイル化できます。
ルールとしては、1枚のカードをホイル化すると同じカードは全てホイル化が可能となります。例えば、上の例にあるRatatoskrのレッド・レアを3枚所持している場合、レアホイル券1枚使ってホイル化するとプレイセット3枚全てがホイル化されていることになります。
カードのトレードに関しては、ホイル状態はトレードの対象になりません。つまり、上のRatatoskrをトレードした場合、相手はホイルなしのRatatoskrを受け取ります。自分の手元にRatatoskrはなくなっても、次に同じカードを手に入れた場合ホイル状態は残っています。
また、カードのホイル化状態はトレードできなくてもホイル券自体はトレードの対象となるそうでうs。
パックのレアカード分布
現在進行中のキックスターターでは、そのストレッチゴールとして高レアカードの出る率が通常より高くなっています。以下の情報は2024年2月19日現在のキックススターター版ブースターパックのデータです。
キックスターター版 | 通常盤 | |
---|---|---|
特定のコモン | 4.94% | 4.94% |
特定のレア | 1.19% | 0.89% |
特定のユニーク | 0.13% | 0.11% |
コモンホイル券 | 28.1% | 14.05% |
レアホイル券 | 16.53% | 8.26% |
ユニークホイル券 | 5.37% | 2.69% |